【日本の夏のお楽しみ“盆踊り”】500年もの歴史を持つ盆踊りの歴史と現代版との違いとは。 | MIZANI株式会社

【日本の夏のお楽しみ“盆踊り”】500年もの歴史を持つ盆踊りの歴史と現代版との違いとは。


今日から夏休みというお子さんも多いのではないでしょうか。

夏と言えばプールや夏祭り、花火など、日本には子どもから大人まで幅広い世代で楽しめるイベントが色々ありますね!


今回はその中でも、楽しくてなぜか心がほっとする真夏の夜のお楽しみ「盆踊り」の意味や歴史についてご紹介したいと思います。



500年もの歴史がある盆踊り、その意味は?


ついつい見ると一緒に踊りたくなる盆踊りですが、実は歴史は長く、500年以上もの歴史があると言われています。では一体、何のために踊られ続けているのでしょうか。


盆踊りは、お盆の時期(地域によって異なりますが7月~8月)にお迎えしたご先祖様の霊をもてなし、一緒に過ごして送り出す行事です。元は仏教の「念仏踊り」が起源とされています。


「念仏踊り」とは自分自身で念仏を唱えながら踊るというものです。のちに役割を分担することとなり、踊る人と念仏を唱える人に分かれました。これらの民族芸能とお盆が合わさり、現代風の「盆踊り」が誕生したと言われています。


また盆踊りは起源の成り立ちからも分かるように、上流階級や貴族のみが楽しんでいた行事というのではなく、基本的に庶民のために行われていた行事です。後世への伝承方法も目、耳、口、身振りで伝えてきたものなので文字による文献が少なく、盆踊りの歴史を知る手がかりがあまり多くないとも言われています。



地域の数だけ盆踊りが存在する?!


「盆踊り」と一言で言っても大小さまざまな盆踊りが存在していますよね。地元で開催される盆踊りから、全国的にも有名な徳島県の阿波踊りも同じ盆踊りに含まれます。じつに1000以上の踊りが存在していると言われているほど。

日本人は踊り好きといっても過言ではないですね。


そんな盆踊りですが、時代によって意味も異なり幕府による規制もおこなわれていたとか。


地方での争いが絶えなかった戦国時代、盆踊りは鎮魂のために踊られていたと言われ、戦いが減った江戸時代には鎮魂ではなく人々は娯楽として踊ることを楽しんでいたとされています。


さらに江戸時代には町中で踊りだすと通行の妨げになるので「大人は踊っちゃだめ」とか、夜中踊ると治安が悪いので「日にちが変わる前に踊りは終わりにしなさい」などのオフレが度々出され、規制されていたそうです。


また娯楽が乏しかった時代の盆踊りの歌詞には、声に出しては言えないほどえげつない物も多かったとか。大人は普段言えないことを歌に託して鬱憤を晴らし、若者は恋の駆け引きを楽しんでいたものもあるなど、いまの盆踊りの歌詞とはまだ違ったものだったんですね。

ちょっと聞いてみたい気もします(笑)



令和時代の盆踊り。J-POPやアニメなどに進化しさらに親しみやすいものに


さまざまな歴史を持つ盆踊り、その踊りや恰好もそれぞれで独特の文化が伝えられています。しかし人口減少や地方高齢化など、後継者が不足し続けていくのが難しくなっている一面もあります。さらにコロナ禍で密回避のためこの2年間は盆踊りが開催されないことも多かったですよね。


そんな中でも子どもにも盆踊りを楽しんでもらい、後世へ伝えていってもらおうと子供向け盆踊りも誕生しています。


おばけのQ太郎、ドラえもん、アンパンマン、アラレちゃんなど未就学児から楽しめる音源で、夏のお楽しみ定番にもなっています。 岐阜県の郡上おどりのような伝統的で大規模な盆踊りから、東京音頭やドラえもんのような小規模で現代的な盆踊りまでさまざまな形はありますが、いつまでも夏の楽しみとして引き継いでいきたい文化ですね。




参考HP

・盆踊りの世界

・THE GATE

https://thegate12.com/jp/article/425


#盆踊り

#夏の楽しみ

#日本文化

#浴衣